
【 HatmanDPSオーディオ民生機器モデル製作へ向けて】
第9話 足りないツマミ
エフェクターは音色を変化させることを目的としたものが多いためプリアンプに含まれます。
オーディオ機器ではプリアンプで作られた音色がメーカーさんのオススメとして固定されている場合と、ユーザー側で自由に調節が出来る場合とがあります。
どちらが優れているという話ではなくて、メーカーさんのチューンナップが素晴らしければプリセット型がよいですし、ちゃんと自分でコントロール出来るもしくは自分で触りたい人ならばマニュアル型がよい、という感じです。
ともあれ一般的には前述した「信号を調え、音色を作り、レベルを持ち上げる」の3要素がプリアンプの主な仕事だと思ってください。
僕のエフェクターは「アンプに足りないツマミを追加する」をコンセプトに作ってきました。
これから新ジャンルとして展開しようとしているHatmanDPSオーディオ民生機モデルたちは、プリアンプの3つの要素にさらに「足りないツマミを追加させる」をやろうというわけです。
なにを足すのか。
なにが足りないのか。
どんな要素があればよいのか。
僕なら、こういうものがあったら欲しいなぁ。。
スピーカーを音響物理に従ってシビアに設置するなど一切気にせずにお部屋の都合で生活環境優先で置くだけで心地好く鳴ってくれたらいいですよね。
じっくり味わいたいときとBGM的にふわっと流したいときとで鳴らし方を簡単に切り替え出来たら便利ですよね。
そんなに大きな音量にしなくても自分の周辺だけしっかり濃く鳴ってくれたらあまり周囲にご迷惑をおかけしておりまさなくてもよくなりますよね。
そんなことが出来ちゃうのが特殊音響HatmanDPSの技術です。
それを盛り込んで、誰でもお手軽に扱えるようにエフェクター化させて、お手持ちの再生機とプリアンプの間に挟むことが出来たら、素敵なミュージックライフが送れますやん?
もうイメージできたってことは作れちゃうってことなんですよ。
ならばもう作るしかないですよね。
つづく!