
【 HatmanDPSオーディオ民生機器モデル製作へ向けて】
第12話 この聴き方どう
繰り返しにはなりますが、Hatmanは新しい音の再生表現の手段を提案するブランドです。
僕は音楽や映画などは「至って個人的な状態で好きなように楽しめばよい」と思っています。
ですから既存の楽しみ方でじゅうぶんな方ももちろん大勢いらっしゃることと思いますし、決してそれに対して物申すとかではないんです。
ものすごく砕けて言いますと「こんな鳴り方って、どう?」のみです。
僕は楽器演奏者でもありエンジニアでもあるので、そのバックボーンを踏まえて「おうちでゆったり楽しめるためには」を考えた鳴らし方を提案しますね、というお話です。
言い換えると、
「こういう聴き方って、どう?」
「こういう楽しみ方って、どう?」
です。
鑑賞用モードではしっかり濃く届いてくるけど長時間でも疲れにくいのがいいな。
BGMモードではドラマのワンシーンで流れるように自分の生活に寄り添ったり、仕事や勉強や作業の妨げにはならなくて気が散らないでむしろ集中できるのがいいな。
そういう鳴らし分けが出来たら素敵やん?
…みたいなことを考えてたわけですよ。
いろんなオーディオの楽しみ方は世の中にたくさんあるけれども、そういう内容にフォーカスした聴き方ってあんまり無いような気がするのです。
なので自分の聴きたい環境を実現するために作ってみたら、どこかの誰かも同じ感じで共感してもらえるかもしれないじゃない。
「こんなん出来ました!」ってやると誰か反応してくれるかもしれない。
もしかしたら友達が増えるかもしれない!(笑)
動機としてはそんな感じです。
…不純ですかね?(笑)
つづく!