Capacitor




古い年代のギターで採用されていたのと同じオイルキャパシタという種類のコンデンサになります。
オイルキャパシタというと当時のデッドストックやレプリカなどがいろいろ出回っていますが、コンデンサという部品は電気を流すことで性能を維持するタイプも多く、デッドストックだと容量抜けなどの経年劣化があって予定の数値や特性が出にくかったり、またレプリカでも見た目は当時のオイルキャパシタそっくりでも中身はフィルムキャパシタなど別の種類のコンデンサが使われているもの(決してそれが悪いというものではないんですよ、念のため)などがあったりで、なかなか個人的にも美味しいと思うものに出会わなかったんですね。
エフェクトロニクス的にはとにかく音色と操作性を重視させたい考え方なので、その見地からいうとオイルキャパシタは現在あるいはごく近年に製造された新品のものが良いとしています。
そんな中で今回見付けてきたコンデンサはとても品質がよく、経年劣化にも強いものとして製造されているものです。
音色はくっきりとする印象で、トーンのカーブも滑らかに反応してくれます。
ハイゲインにしてもガチャガチャしすぎず、でもしっかり抜けてきます。
ボリュームやトーンを絞って使っても音楽的に使いやすい特性が得られました。
オイルキャパシタは特に取り付けてすぐよりもしばらく鳴らしてこなれてきたらだんだん脂の乗った(オイルだけに?!笑)音色になってきますのでこれからの変化が楽しめます。
こういうコンデンサ類はピックアップと同じく「着けてみないとわからない」という部分はあるかと思いますが、試してみる価値はじゅうぶんあると思いますよ。
よろしければ、ぜひ。
ハムバッキング・ピックアップ 【 OilCap223 】取り付け例
シングルコイル・ピックアップ 【 OilCap104 】取り付け例
【 OilCap223 】(0.022μF) 1200円 (税込み1296円) ハムバッキング・ピックアップ用
【 OilCap104 】(0.1 μF) 1250円(税込み1350円) シングルコイル・ピックアップ用
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